美容院で白髪染めをすると、だいたい5000円+カット代が掛かってしまいますよね。
そのうえ、またしばらくするとすぐに髪の根本が白く光ってしまうため、頻繁に美容院に通うことになり、出費はなかなか痛いです。
この記事では、白髪の原因や、美容室に通わなくても気軽にできる白髪染めの方法、オススメの白髪染めシャンプーやトリートメントなどについて詳しく解説していきます。
Contents
白髪の原因は生活習慣の崩れ
今までは綺麗な黒髪だったのに、白髪が見つかるなんてショックですよね。しかし白髪には原因があるはずです。
その原因としては下記の4つが白髪の大きな原因になっているはずです。
・会社の都合でスケジュールを崩されることによる睡眠不足
・現代人には軽視される栄養バランス、それによる栄養不足
・生きづらい社会から逃避するためのアルコール
・現代社会で必ず直面させられるストレス
この4つの原因によって、白髪の根本的な原因である頭皮にある黒いメラニン色素が作られず、毛母細胞メラノサイトの動きが低下し、メラニン色素を髪に行き渡らせることができず、白いままの髪の毛が伸びてしまう。これが白髪です。
原因を潰していかないとすぐに改善はされないのが、非常に厄介ですよね。早速、節約もしつつ白髪も治せる方法を説明していきます。
白髪染めをセルフで行う
まず自分で白髪染めに挑戦してみる方も多いでしょう。いわゆるセルフ白髪染めです。
この方法は白髪を簡単に隠せる反面、髪へのダメージは大きいです。
髪の質感もぎしぎししたものに大きく変わってしまう可能性が高いのがデメリットとして挙げられます。
白髪染めを自宅でするメリット
美容院で白髪染めするよりも、自宅で自分で白髪染めした方が圧倒的に安く白髪染めできます。
良質な白髪染めなら2000円、安さを重視するなら500円で白髪染めを購入できるでしょう。
そのうえ、美容院に予約する手間や、美容院に行く手間、そして人見知りしてしまう人や、雑談が苦手な方は、美容師さんと会話する必要もなくなります。
このように、セルフ白髪染めにはメリットがたくさんありますが、やはり髪へのダメージが気になるポイントとなるでしょう。
白髪染めシャンプー・クリームシャンプーを使う
髪へのダメージを気にする方が次に使うのは白髪染めシャンプーです。
白髪染めシャンプーでは、入浴と白髪染めが同時にできるので一石二鳥ですよね。
しかし単なる白髪染めシャンプーではなかなか時間がかかってしまい、時間のスケジュールがキツキツな現代人には手痛いタイムロスです。
ではクリームシャンプーはどうでしょうか?クリームシャンプーとは、普通のシャンプーに必要な泡立てを省略し、洗浄からトリートメント、白髪染めを全て行えるシャンプーです。
クリームシャンプーは、髪へのダメージも少ないと評判で、コストパフォーマンスにおいても非常に優れていると言えるでしょう。
コスパ最強な白髪染めの選び方
白髪染めをお店で買おうと思うと、色んな種類があり、どれを選べばいいのかわからないという方もいますよね。そんな方のために選び方を伝授します。
自分の髪質に合わない白髪染めを選んでしまうと、髪がキシキシしてしまうので、白髪染め選びは重要です。
そこでここから、むしろ美容院に行く必要がないぐらい、良質でお買い得な白髪染めを紹介していきます。
今まで自宅で白髪染めしてきて、髪のダメージで悩んでいる方にもおすすめです。
白髪染めの選び方 ①医薬部外品である永久染毛剤を使う
永久染毛剤とは、染料を髪の中まで浸透させて、色を持続させるものです。
しっかりと髪の内部まで色が行きわたって、発色させた色が長持ちするので、より持続性を求める方に良いでしょう。
白髪染めの選び方 ②半永久染毛料を使う
半永久染毛料とは、非常に細かい粒子の染料であり、キューティクルを開かずに染めることができるものです。
持続性は永久染毛剤よりも劣りますが、頭皮や髪へのダメージが少ないため、やさしく白髪染めできます。
髪にやさしい無添加白髪染めシャンプーの選び方
髪は若さや美しさを表すので、常に綺麗でいたいですよね。
そのため髪へのダメージが少ない無添加の白髪染めシャンプーがオススメです。
無添加の白髪染めシャンプーを選ぶ際に、気を付けるポイントがあるので、詳しくみていきましょう。
無添加白髪染めシャンプーの選び方 ①染毛力に注目する
白髪染めシャンプーの目的は、白髪を隠すことですよね。
そこで着目したいのは染毛力です。
髪にやさしい反面、色もちが今ひとつな天然成分のものより、色もちの良い塩基性染料やHC染料などの合成染料のものを選びましょう。
塩基性染料は、それ自体は色の種類が少ないですが、HC染料と合わさることで、よりバリエーションに富んだ色を作り出すことができ、なおかつ色もちが良いです。
無添加白髪染めシャンプーの選び方 ②洗浄力に着目する
白髪染めシャンプーで色が染まっても、必要な油分まで洗い流してしまうものを使えば、せっかく染めた色まで落ちてしまいます。
色持ちさせるためには、アミノ酸系かベタイン系の白髪染めシャンプーを選びましょう。
また、洗浄成分のなかでも白髪染めが落ちてしまうのは以下の成分です。
・アウリル硫酸Na
・アウレス硫酸Na
・硫酸エステル
・カリ石ケン素地
無添加白髪染めシャンプーの選び方 ③補修力で選ぶ
髪のキューティクルがきちんと閉じずに乾燥してしまうと、色が染まりづらくなり、色持ちも悪くなってしまいます。
なので補修力の高い、補修成分配合の白髪染めシャンプーを選べば、綺麗に色が染まり、長期間色が定着します。
しっかり染まる白髪染めトリートメントの選び方
白髪染めトリートメントで、より持続性の高い、美髪になるものを選ぶ際、注目したいポイントがいくつかあります。
次は、白髪染めトリートメントを選ぶ際に抑えておくべきことを解説していきます。
白髪染めトリートメントの選び方 ①白髪の量に合った色選びをする
白髪染めトリートメントの色選びをする際は、白髪の量に応じて色を選ぶと自然な仕上がりになります。
髪の量全体に対して、白髪よりも黒髪の方が多ければ、ダークブラウンなどの暗い色が良いでしょう。
一方、髪の量全体に対して、黒髪より白髪の方が多ければ、ナチュラルブラウンなどの明るい色がオススメです。
白髪染めトリートメントの選び方 ②悩みに合うヘアケア成分のものを選ぶ
白髪染めトリートメントは自分の髪の悩みに応じて選ぶのが効果的です。
枝毛や切れ毛、髪の毛のキシキシ感で悩んでいたら、髪に必要な水分やたんぱく質が流れ落ちてしまっている可能性があります。
そのため、毛髪補修成分配合の白髪染めトリートメントを選びましょう。
一方、髪の色持ちが悪くて悩んでいたら、ケラチン配合のものを選ぶと良いです。
この記事は大手メーカーで、20年以上白髪研究に携わっている研究者によって執筆されています。