艶のある美しい髪は、若々しく見えますし自信にもつながりますよね。
誰もが白髪を染めて美しい髪色を保ちたいと思います。
一方で、髪を染めている時に下記のような疑問を持った人はいるのではないでしょうか。
白髪染めをしているときに、頭皮がヒリヒリしたけれど、大丈夫なのかしら?
実は、白髪染めに含まれているジアミンという成分でアレルギーを起こしていることがあります。
繰り返して使うことで症状が悪化する場合もありますので、なるべく避けたい成分です。
そこで、ジアミンアレルギーについて抑えておきたいポイントと、注意点を解説していきます。
安心して使えるジアミンフリーの白髪染めもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- 白髪染めに含まれるジアミンってアレルギーを起こすの?
- ジアミンってどんな危険がある?
- 白髪染めをしたいけれど、ジアミンが入っていないものはないの?
Contents
ジアミンアレルギーがある方の白髪染めを選ぶ3つのポイント
「白髪染めの最中に頭皮が痛くなったけど、これってなぜ?」
今まで白髪染めをしたときに、頭皮に熱感が起きたり、ヒリヒリしたことがある方もいらっしゃると思います。
白髪染めにはアレルギーを起こす成分が含まれていることが多く、注意していきたいですよね。
- ポイント1 ジアミンアレルギーと原因成分と症状について知る
- ポイント2 なぜ白髪染でジアミンアレルギーが起こるのか?
- ポイント3 ジアミンフリーの白髪染めの特徴【配合成分を確認しましょう】
では、白髪染めを選ぶポイントをご紹介いたします。
ポイント1 ジアミンアレルギーと原因成分と症状について知る
ジアミンアレルギーとは、あまり聞きなれない方も多いかと思います。
ジアミンとは酸化染毛剤の一種で、白髪染めなどに多く含まれている成分です。
白髪染めをしたときに、頭皮が痛くなったり熱感が起きた場合は、ジアミンアレルギーの症状の可能性があります。
これまでに毛染めで異常を感じたことのない人であっても、継続的に毛染めを行ううちにアレルギー性接触皮膚炎になることがある。
アレルギーの場合、一旦症状が治まっても再度使用すれば発症し、次第に症状が重くなり、全身症状を呈することもある。
出典:厚生労働省
はじめのうちは異常を感じなくても繰り返し使うことで、アレルギー反応が起きることもあるので注意したいですね。
ポイント2 なぜ白髪染でジアミンアレルギーが起こるのか?
白髪染め(永久染毛剤)について
白髪染めの成分には、パラフェニレンジアミンなどの酸化染毛剤が主成分として最も広く使用されています。
ほかのカラーリング剤と比べて、白髪染め用染毛剤にはパラフェニレンジアミンが多く含まれるため、アレルギーが起きやすくなります。
白髪染めに含まれるジアミン系成分がアレルギーを引き起こす原因となっています。
美容室で行われている白髪染めにも、ジアミンが含まれていることがあります。
美容師さんも、白髪染めの前に顔周りに薬剤がつかないようになど準備してくれますし、白髪染めの最中もなるべく頭皮につかないように気を付けてくださいますよね。
それでも、頭皮がヒリヒリして痛みを感じたことがある方もいらっしゃると思います。
ジアミンが含まれていない白髪染めを選ぶのが最善です。
ポイント3 ジアミンフリーの白髪染めの特徴【配合成分を確認しましょう】
白髪染め用染毛剤で、ジアミンフリー製品があります。
半永久染毛料というタイプになります。
その中でも、おすすめしたいのは「カラートリートメント」です。
白髪染め用ヘアカラートリートメントは、自宅で簡単に使うことができ、白髪染め後の伸びてきた白髪のケアには最適です。
染料だけでなく、保湿やトリートメント効果もあるので、白髪染めで傷みが気になっている方にもお勧めできます。
ネットで販売されている白髪染め用ヘアカラートリートメントは、成分も詳しく表示されていますので安心して購入できるメリットがあります。
ジアミンアレルギーの方でも使える白髪染め【おすすめ7選】
ジアミンフリーの白髪染め効果のあるヘアカラートリートメントをご紹介いたします。
すべてネットで購入できますし、自宅で白髪染めができる点も魅力ですね。
商品イメージ | 商品名・色 | 公式 | タイプ | 定期 初回価格 | 解約 | 返金対応 | 特徴 |
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KURO クリームシャンプー <2色> | クリームタイプ 半永久染毛剤 | 1,480円/1本 | いつでも可能 | あり | シャンプー+ヘアマニュキュア+トリートメントと3役の働きをしてくれます。ジアミンフリーで安心して使えます。 公式サイト | ||
ブラトリ <2色> | クリームタイプ 半永久染毛剤 | 2,187円/2本 | いつでも可能 | あり | 染める・潤う・ダメージから守る、濃密ヘアマスクで染める 公式サイト | ||
グローリンワンクロス <2色> | カラーシャンプータイプ | 3,960円/1本 | いつでも可能 | あり | 週一回の使用で白髪がしっかりカバーできるカラーシャンプー。アミノ酸系で汚れはしっかり落として、艶のある髪を実現します。 公式サイト | ||
クローシア <1色> | クリームタイプ 半永久染毛剤 | 1,548円/1本 | いつでも可能 | なし | 再生医療で注目のヒト幹細胞を配合しているオールインシャンプー 公式サイト | ||
マイナチュレ <2色> | クリームタイプ 半永久染毛剤 | 2,980円/2本 | いつでも可能 | あり | 約94%が植物由来原料でアレルギーテスト済みなので安心して使えます。 公式サイト | ||
へアージュ ヘアカラーフォーム <2色> | 泡タイプ 医薬部外品 永久染毛剤 | 1,750円/1本 | いつでも可能 | あり | キューティクルを開かず、髪の内部まで1回でしっかり染まります。 公式サイト | ||
クレイスパ カラートリートメント <3色> | クリームタイプ 半永久染毛剤 | 1,980円/1本 | いつでも可能 | なし | クレイで地肌へも働きかけ、ジアミンフリーですので頭皮から髪全体をケアしてくれます。 公式サイト | ||
クロヴィア <2色> | クリームタイプ 半永久染毛剤 | 2,230円/2本 | いつでも可能 | あり | ジアミン不使用で、84%が美容成分なので、髪のケアも任せられます。 公式サイト |
白髪染めで起こるジアミンアレルギーの注意点
白髪染めに含まれるジアミンの気になる注意点をまとめました。
【ジアミン】アレルギーを起こすのは、毒性があるから?
白髪染めに含まれる、パラフェニレンジアミンは、動物実験で経口投与での毒性が指摘されています。
私たちが、ジアミンを口から体内に入れるlことは考えにくいですが、健康被害は避けたいものですね。
世界的にみると、フィンランドをはじめ各国でジアミン系染毛剤の使用が禁止されています。
【ジアミン】発がん性物質なの?
ジアミンに発がん性があるのかは、現在研究が進んでいる最中です。
しかし、安全であると現時点では言えないので、できれば避けておきたいですよね。
国際機関等でも「ヒトに対する発がん性については分類できない物質」という位置づけです。
出典: IARC(International Agency for Research on Cancer、国際がん研究機関
白髪染めで、ジアミンフリーの製品を使うことで、より健康に注意していきたいですね。
【ジアミン】妊娠中に白髪染めをすると体に影響がある?
ジアミン配合の白髪染めを使うことが、妊娠中の胎児に影響があるかどうかは、すごく心配なことですよね。
基本的には、白髪染めの成分が母体を通じて、胎児に影響することはありませんし、授乳中も影響はありません。
ただし、妊娠中や授乳期間は、母親自身がナーバスになりやすい時期でもありますので、心配の種になるようなことは避けておくことも必要かと思います。
販売しているサイトの注意書きには「妊娠中の使用を控えるように」と記載されています。
妊娠中や授乳期は体調の変化が大きいので、使用は避けた方が安心です。
【ジアミン】頭痛や抜け毛の原因になる?
抜け毛の直接的な原因というよりも、頭皮の健康を害することで抜け毛につながる恐れがあります。
市販の白髪染めにはジアミンが多く配合されていることもあり、頭皮がかぶれたり、痛みを感じたりすることがあります。
また、白髪染めは根元に繰り返し使うものでもありますので、ジアミンのアレルギー反応も繰り返すことによって悪化することが懸念されます。
頭皮が荒れてしまうと、髪もダメージを受けてしまいますので、抜け毛が気になることもあるかと思います。
さらに、酸化染毛剤は髪へのダメージが大きいため、毛髪の健康を損ねて抜け毛になりやすいといえます。
また、頭痛については、ジアミンが頭皮につくことでピリピリしたり熱感を伴うことがあります。
先にも書きましたが、頭皮の健康が損なわれると、頭痛の痛みを感じる方もいらっしゃると思います。
ジアミンフリーのカラートリートメントで白髪をケアする方が、長い目で見ると安心といえるでしょう。
まとめ
白髪染めの成分にジアミンが配合されていると、アレルギーを起こすことがあります。
ドラッグストアやスーパーなどで販売されている白髪染めは、安価で白髪染めができますが、配合成分には気を付けたいものですね。
- 白髪染めに含まれる成分のジアミンは、頭皮にアレルギーを引き起こす可能性があります。
- 白髪染めには多くのジアミンが含まれているため、アレルギーの原因となりやすい。
- ジアミンフリーのヘアカラートリートメントは安心して使えるうえ、ネットで購入できるので手軽です。
ジアミンは海外では使用禁止の化学物質でもありますので、アレルギーや健康被害のリスクを下げるためにも、ジアミンフリーの白髪染めを選ぶことをおすすめします。
この記事は大手メーカーで、20年以上白髪研究に携わっている研究者によって執筆されています。