空気で染める白髪染めと聞くと一見、髪や頭皮に優しそうな感じがしますよね。
しかし実際は頭皮アレルギーを引き起こしてしまうこともあるぐらい、髪へのダメージが大きいものがあるのが事実です。
無添加の身体に刺激の少ない泡タイプ白髪染めを使って、正しく使用すれば自宅でも簡単でキレイに白髪染めできます。
コツさえつかんでしまえば美容室級の仕上がりにすることもできちゃうんです。
項目ごとに解説していくので、これを読んで美髪への一歩を踏み出しましょう。
Contents
泡タイプの無添加白髪染めを買う前に押さえておくポイント
泡タイプの無添加白髪染めを購入する前に、知っておきたい豆知識がいくつかあります。
順番に解説していくので少しずつ理解を深めていきましょう。
ジアミンアレルギーでも大丈夫?
多くの場合、泡タイプの白髪染めにはジアミンが配合されています。
ジアミンは1回の使用で比較的長期間色が持続する反面、刺激が強いためジアミンアレルギーでなくてもパッチテストをする必要があります。
もちろんジアミンアレルギーの方はそういったものは使用できないので、泡タイプの無添加白髪染めであっても、成分を確認しましょう。
製品の成分表示に「パラフェニレンジアミン」などのジアミン成分の表記があれば、違う製品を検討してください。
素手で染めていいの?
泡タイプの白髪染めは、素手で染めると手が汚れてしまいます。
一度手や爪の間について染まってしまったら簡単に洗い落とせないので、必ずビニール手袋などを着用の上使用しましょう。
もしも白髪染めが手についてしまったら、なるべく早めにジェルタイプではない歯磨き粉を汚れた手に取り、30秒ほどこすってぬるま湯でよく洗い落とすと汚れが落ちます。
それでも汚れが残っているようであれば、歯磨き粉と重曹を使って再度こすり洗いしましょう。
妊娠中だけど使って平気?
妊娠中の場合は肌が敏感になっているため泡タイプの白髪染めの使用は控えましょう。
また、白髪染めの鼻にツンとくる匂いでいつも以上に気分が悪くなってしまう場合もあります。
産後から1ヶ月経って検診で問題がなければ、泡タイプの白髪染めで身体への負担が少ないものであれば使用できます。
注意点はなにかある?
泡タイプの白髪染めは放置している時間にシャワーキャップやラップで髪を巻かないように注意しましょう。
というのも泡タイプの白髪染めは空気に反応して髪が染まるからです。
そのためシャワーキャップやラップなどで密閉してしまうと、せっかくの白髪染めが染まりづらくなってしまいます。
きちんと正しいやり方を理解してから白髪染めを行いましょう。
市販と通販サイトでの泡タイプの白髪染めの違いはあるの?
泡タイプ白髪染めの市販のものと通販サイトのもので何か違いはあるのでしょうか。
実はざっくりと特徴があります。
ドラックストアなど市販で販売されている白髪染めの多くは脱色剤を使用しています。
この脱色剤がポイントで、脱色剤とは髪のキューティクルを開いて白髪染めをする作用があるため、髪が痛みやすいのです。
また白髪染めを洗い流すまでの放置時間は20分から40分で時間も掛かります。
この20分から40分の間、ラップやシャワーキャップで髪を固定できないため、染料が目に入ったりしないように注意しなければなりません。
一方で通販サイトなどネットで購入する場合は、脱色剤が含まれてなく、キューティクルを無理やり開けることなく染めるのでダメージは少ないのです。
放置時間も5分から15分と短く、髪や肌への負担も少なく使用できます。
そのため髪の艶が比較的保たれたまま染めることができるのでオススメです。
泡タイプの白髪染めの選び方
さて、泡タイプの白髪染めの基本を押さえたところで、いよいよ泡タイプの白髪染めを選んでいきましょう。
ここでも泡タイプの白髪染めを選ぶポイントがあります。
髪は一度ダメージを受けてしまうと修復するには大変なので、これを読んでダメージの少ない白髪染めを選びましょう。
髪や肌に優しい成分のものを選ぶ
さきほども説明した通り、白髪染めは市販のものと通販サイトのもので髪や肌への刺激が大きく異なります。
安くてよく染まる一方、染めるのに時間が掛かって肌や髪への負担も大きい市販のもの。
市販のものに比べたら値は張る一方、簡単に染めることが出来て肌や髪への負担が少ない通販サイトのもの。
泡タイプの白髪染めはこの2タイプに分かれます。
とくに更年期を迎えるとホルモンの分泌が急激に減少してしまうので、市販の刺激が強いものだと頭皮に炎症を起こしてしまったり肌トラブルにも繋がってしまうのです。
最近は無添加にこだわって研究改良された、無添加の泡タイプ白髪染めも通販サイトで人気が出てきました。
ぜひネットの通販サイトも活用して泡タイプの白髪染めを見てみてください。
専門家おすすめのものを選ぶ
やはり知識のある美容師の資格を持つ人や、皮膚科医が推奨する泡タイプの白髪染めを購入するのも良いでしょう。
専門知識を持つ人が勧めるものならハズレはしにくいですし、自分に合うものに出会える確率も高まります。
きちんと成分を理解したうえでオススメしてあるのなら、検討してみる価値はあるでしょう。
余った泡タイプの白髪染めを保存できるものを選ぶ
泡タイプの白髪染めにはスプレー式のものとボトル式のものの二種類があります。
ボトル式は手に取りやすい安さが特徴ですが、残ったものを保存できません。
一方スプレー式はボトル式に比べるとやや値は上がりますが、使い残した染料を保管して再度使用することができます。
環境に優しい製品を選ぶ観点からみても、スプレー式がおすすめです。
まとめ
今回は泡タイプの白髪染めを購入するのに役立つ豆知識や、商品の選び方をご紹介しました。
意外と知られていないことも説明したので、白髪染めの知識が深まったら幸いです。
内容を振り返ると、ポイントは以下の3点です。
◇泡タイプの無添加白髪染めは髪や肌へのダメージが少ない
◇泡タイプの白髪染めは時短で染まるが、通販サイトのものだとより効率的に染められる
◇白髪染めの放置時間はラップなどで密閉しないこと
以上のことを踏まえて、ぜひ泡タイプの白髪染めを手に取ってみてください。
せっかくなら白髪染めすると同時に、美しい艶とまとまりのある髪を目指していきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
髪が綺麗だとそれだけで美人に見えますよね